Flutter+VS Codeという選択~
これまで私はAndroidアプリ開発に関わり、さまざまなアプリや仕組みを作ってきました。
Androidアプリを開発する方法は、時代とともに変化しています。以前はAndroid StudioとJava、そして現在ではKotlinを使った開発が主流となっています。
もちろん、Android Studio+Kotlinという環境は現在でも非常に優れた開発環境です。Android専用アプリを本格的に開発する場合には、今でも有力な選択肢の一つです。
しかし、これから新しくアプリ開発を始めたい方や、個人でアイデアを形にしたい方にとっては、「もっと始めやすく、効率よく開発できる環境はないだろうか」と考えることがあります。
そこで今回、改めて選択した開発環境が Flutter+Visual Studio Code(VS Code) です。
この記事では、現在のAndroidアプリ開発にはどのような選択肢があるのか、そしてなぜ今回Flutter+VS Codeを選んだのかについて紹介していきます。
現在のAndroidアプリ開発で選べる主な環境
現在、Androidアプリを開発する方法はいくつかあります。

Android Studio+Kotlin
Android公式の開発環境として、多くの開発者が利用しているのがAndroid Studio+Kotlinです。
KotlinはGoogleがAndroid開発で推奨しているプログラミング言語で、Androidの最新機能にも対応しやすいというメリットがあります。
メリット
- Android公式環境なので最新機能への対応が早い
- Android専用アプリの開発では非常に強力
- 開発ツールが充実している
デメリット
- 環境が比較的大きく、パソコンへの負荷が高い
- 初めて触る人には覚えることが多い
- Android専用の知識が必要になる
Androidを深く理解しながら開発したい場合には、とても良い選択肢です。
Flutter+Dart
FlutterはGoogleが開発しているアプリ開発フレームワークです。
Dartというプログラミング言語を使用し、AndroidだけではなくiOSやWeb、デスクトップ向けアプリも同じ技術で開発できます。
メリット
- 1つのコードで複数のプラットフォームに対応できる
- UI(画面)を作りやすい
- 開発スピードが速い
- 個人開発でも取り組みやすい
特に「まずアプリを形にしたい」という場合には、大きなメリットがあります。
デメリット
- Androidネイティブの細かな機能を使う場合には追加知識が必要
- Flutter独自の考え方やDart言語を覚える必要がある
- OSの最新機能をすぐ最大限利用したい場合には向かない場合もある
万能というわけではありませんが、アプリ開発を始める入り口としては非常に魅力的な環境だと感じています。
React Nativeという選択肢
もう一つの代表的な選択肢としてReact Nativeがあります。
JavaScriptやTypeScriptを利用して、AndroidやiOS向けアプリを開発できます。
Web開発の経験がある方には入りやすい環境ですが、Reactの知識も必要になるため、今回はFlutterを選択しました。
なぜ今回Flutter+VS Codeを選んだのか
今回Flutter+VS Codeを選んだ一番の理由は、「これからアプリ開発を始める方におすすめしやすい環境」だと感じたからです。
もちろんAndroid Studio+Kotlinにも大きなメリットがあります。
しかし、現在ではスマートフォンだけではなく、Webや他のプラットフォームも含めてサービスを展開する時代になっています。
その中で、1つの技術を学ぶことで幅広い可能性を持てるFlutterは、個人開発や小規模なサービス作りに非常に向いています。
また、VS Codeは軽量で動作が速く、必要な機能を拡張機能で追加できます。
開発環境として扱いやすく、初心者の方でも始めやすい点も大きな魅力です。
これからFlutter+VS Codeで開発を始めます

今回の記事では、開発環境を選ぶ理由について紹介しました。
次回からは実際にFlutter+VS Codeを使うための環境構築を進めていきます。
インストールから設定、実際にアプリが動くところまで、一つずつ確認しながら進めていきます。
これからAndroidアプリ開発を始めたい方、今まで興味はあったけれど一歩踏み出せなかった方にも、ぜひ一緒に挑戦していただければと思います。

