ロードバイクなどの自転車に乗る際、ポジションを考えるうえで重要になるのが「胴の長さ」です。
胴の長さは、単純に身長だけでは分からない「上半身の長さ」を知るための数値です。特に、自転車にまたがった状態での身体のバランスを考える場合、胴の長さを測っておくと、ポジションを検討する際の参考になります。
この記事では、ハンドル・ステム(リーチ・ドロップ)アプリで使用している「胴の長さ」の測定方法について、画像を使いながら分かりやすく説明します。

胴の長さはどこからどこまで測る?
当アプリでは、サドルの座面から、胸骨の上部(鎖骨と鎖骨の間のくぼみ)までの高さを「胴の長さ」として測定します。
測定するポイントは次の2か所です。
- 測定開始位置:サドルの座面
- 測定終了位置:胸骨の上部(鎖骨の間のくぼみ)
つまり、サドルに座った状態で、サドルの座面から胸の上部までを垂直方向に測ります。
胴の長さの測定方法
測定するときは、実際に自転車に乗るときに近い姿勢を作ることがポイントです。
1.サドルに座る
まず、自転車のサドルに普段どおりに座ります。
測定時は、サドルの中央付近ではなく、股の間のサドルの先端に近い部分を基準として測定します。
画像の「測定スタート」の位置を参考にしてください。
2.上体を起こす
次に、上体を起こした状態にします。
背中を大きく丸めたり、前傾したりせず、自然に上体を起こした姿勢をとります。
3.胸骨の上部を確認する
測定する上側のポイントは、鎖骨と鎖骨の間にあるくぼみです。
この部分は「胸骨上部」付近にあたり、画像では赤い丸で示している場所です。
4.サドルから胸骨上部までを測る
メジャーをサドルの座面から胸骨上部まで伸ばし、垂直方向の高さを測定します。
このとき、メジャーが斜めにならないように注意してください。
測定した数値が、当アプリで使用する「胴の長さ」となります。
測定するときのポイント
胴の長さは、姿勢によって数値が変わる可能性があります。そのため、できるだけ毎回同じ条件で測定することが大切です。
特に次の点に注意してください。
- 上体を起こして測定する
- 背中を反らしすぎない
- 前傾しすぎない
- サドルの同じ位置を基準にする
- 胸骨上部の同じポイントを測定する
- メジャーをできるだけ垂直にする
また、測定者が一人で行うよりも、別の人にメジャーを持ってもらうと、姿勢を維持しながら測定しやすくなります。
この測定方法をアプリで採用しています
当アプリでは、身体のサイズを入力する際の項目のひとつとして、この「胴の長さ」を使用しています。
身長だけでは、上半身と下半身の比率までは分かりません。
同じ身長の人でも、脚が長い人、上半身が長い人など、身体の特徴には個人差があります。
そこで、身長に加えて胴の長さを測定することで、その人の身体的な特徴をより具体的な数値として扱うことができます。
ハンドル・ステム(リーチ・ドロップ)アプリを使用する際には、今回紹介した方法で胴の長さを測定し、その数値を入力してください。
まとめ
胴の長さを測るときは、
「サドルの座面」から「鎖骨と鎖骨の間のくぼみ(胸骨上部)」までを、上体を起こした状態で垂直に測る
というのが当アプリでの基本的な測定方法です。
正確な数値を入力するためにも、測定位置と姿勢をできるだけ統一して測定してください。
ハンドル・ステム(リーチ・ドロップ)アプリでは、このようにして測定した身体データをもとに、自転車のポジションや身体サイズに関する計算・確認に利用できます。
「自分の場合はどこを測ればいいの?」と迷った場合は、この記事の画像を参考にして、**サドルの座面 → 胸骨上部(鎖骨の間のくぼみ)**という2点を確認してください。

